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■編集長の■
週刊 ワン・トゥ・ワン・コラム
>第178号<
2012.5.9

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◆私のセミナー、やります

 皆様お元気でいらっしゃいますか?

  若葉繁れる5月ですね。福島第一原発のいつ果てることのない放射能汚染にさらされるなか、今度は大気の異常で竜巻ですか。被害は甚大で死者まで出ています。日本列島は地震の活動期に入ったようで、首都圏直下型、あるいは各地で活断層による地震の可能性が指摘されています。大地震はいつ来てもおかしくはない、そんな状態のようです。

  世界の覇権国となる国は、それ以前がすさまじい自然災害による被害や経済的ダメージを受けることは歴史が証明していますが、国家債務がデフォルトになる可能性も含めて、日本が世界の覇権国になるには確かに条件はそろっているようです。 

  しかしながら、それは必要条件であって十分条件ではありません。十分条件とは、その国の国民に負うところが大であるからです。端的に言って国民の意識レベルです。この国の国民が世界の覇権国に相応しい資質を持っているか、どうか。

 ●

  残念ながら、答えは「ノー」でしょう。敗戦によって、いかに生きるかの価値観を180度変えてしまって、アメリカ型の民主主義というシステムを無批判に導入してしまった結果、自由主義が自分勝手となり、平等主義は悪平等を生み、親や教師、職場においては先輩や社長など目上の人を敬うという「敬」の精神も、最低限のマナーを身につけるという「礼」の精神も吹き飛んでしまいました。日本の国に対する愛国心さえいだかない、根無し草の民と成り下がってしまったのです。

  儒教の教えでは、まず最初に「修身」が来ます。自ら身を修める。そして次に「斉家」、つまり家を治める、次に「治国」、国を治める。最後に「平天下」、そこで初めて天下が平らかになる。こういう順番を踏むのです。ところが一番最初に来る、肝心の「修身」がまったくといっていいほど省みられません。戦前にあった国語教育から一掃されてしまったのです。

  その後、どうなったか。学校崩壊、家庭崩壊、教育崩壊、組織崩壊、国の崩壊、民主主義を信じて物質面も精神面も豊かになると信じた国民が毎年3万人も自らの命を絶つ。天下休まるところ無しという現状を迎えているわけです…

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■編集長の■
週刊 ワン・トゥ・ワン・コラム
>第177号<
2012.4.10

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◆入社式での一言◆

皆様、お元気でいらっしゃいますか?

 桜咲く入社式のシーズンですね。夢と期待をいだいて、みなさんの サロンへと、理容師、美容師生活の第一歩を投じた新人たち。じつ に重要な一歩であり、どんなサロンに勤めたかで、その後の理美容師 人生が決定されてしまうと申し上げても、けっして言い過ぎではありま せん。

 残念ながら、そうやってサロン業界に身を投じても、1年で半数は辞 めてしまう新人たち。辞めてしまって他のサロンに勤め直すのでしょうか。 そんなことはありません。サロン業界そのものに幻滅を感じて他の職業 に身を転じてしまうのです。

 そんな重要で重大な第一歩。それが入社式となります。

 みなさんはどんな入社式を挙行されたのですか? あるいは、されよ うとしているのでしょうか。

 ここに感動すべき、あるサロンの入社式を報告します。

 ●

 小誌『BBcom』の3月号「トップの肖像」で登場していただいた、塚 原淳子会長の(株)ニューロードです。

 きちんとスーツに身を包んだ新入社員は30名です。私も来賓として 招かれたのですが、新入社員のみなさんに、こんな挨拶をさせていた だきました。

「みなさんは今日から社会人です。学生と社会人との大きな違いは、 なんでしょうか。

 一番の大きな違いは、学生はお客さんでいられたことです。授業料 さえ払っていれば、お客さんとして授業を受ける『権利』がありました。

 ところが社会人になった途端、お客さんではなくなります。今度はお 客さんをお迎えする立場。お客さんからお金をいただくという『責任』が 発生します。『権利』から『責任』へと変わるのです。これが学生と社 会人との大きな違いです。

 そして、もうひとつの大きな違いは? これはあくまでも私の考えです…

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■編集長の■
週刊 ワン・トゥ・ワン・コラム
>第176号<
2012.3.14

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◆時が見方をする経営◆

皆様、お元気でいらっしゃいますか?

  大震災が起こって1年が経過しました。時が解決してくれると言いますが、時と場合によって、時は解決をしてくれません。身内を亡くされた方、仕事を取り上げられた方、いつまたやってくるかと恐怖に打ち震える方……、けっして時が解決するものではありません。

  さらに原発事故で、故郷に帰るに帰れない方、これから何十年もつづくと言われる放射能汚染の影響は現在進行中であり、被害の総体ははかり知れません。

  結局、時が解決するどころか、時が経てば経つほど、重くのしかかる苦難と不安。 

 こういう時代を私たちは今、生きています。

 ●

  さらに、いつ来てもおかしくないと言われる首都圏直下型地震。想定震度7だそうです。被害総額200兆円。そんな事態になって、はたして生き残っていけるのか、事業はどうなるのか。見当もつきません。

 もちろん、そうなったときに備えて、防災関連グッズの用意や食料や水の備蓄、避難路の確認、連絡方法の確保といった事前準備をしておくことは必要ですが、はたして、いざ震度7などという未だ経験もない大きな地震に対して、冷静に行動がとれるかどうか。パニックになりはしないか。

  パニック状態になったら、助かる命も助かりません。そんなとき、パニックにならないための、とっておき対処の方法ってご存じですか? これはかの中村天風先生の受け売りですが、肩の力を抜く、へそ下(丹田)に力を入れ肛門をギュッと締める。この3つのことを同時に行なえば、人間はパニックに陥らないそうです。

  幾度となく生死の修羅場をくぐり抜けてきた天風翁だからこその説得力ある方法でしょう。え? そんなこと、いきなり無理だって? そうなんですよ。ですから日頃から、この3つを同時に行なう訓練をしておくことは肝要ですね。

  わたしなどは、日頃の訓練のお陰でこの同時に3つを行なえます。ただ、いざとなったらどうなるか、保証の限りではありませんが。まぁ、覚えておいてソンはないと思います・・・

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■編集長の■
週刊 ワン・トゥ・ワン・コラム
>第175号<
2012.2.8

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◆わくわくしています!◆

皆様、お元気でいらっしゃいますか?

 気付いたら年が明けてもう1カ月が過ぎてしまったのですね。暦の上では 「立春」で、後は暖かくなるのを待つばかりですが、降雪量は記録的で、 まさに「春は名のみの風の寒さや」(早春賦)です。

 震災の復興需要で一部の地域では高級品が飛ぶように売れているそう ですが、日本経済は円高や貿易収支の赤字、消費増税の足音が聞こ える中、人口減少が加わって、活力を失ったままです。このままでは、失わ れた20年が25年になり30年になり、後は日本国破産となりかねません。

 先頃発表された国立社会保障・人口問題研究所がまとめた将来推計 人口は、まさに背筋が寒くなるような日本の未来図を指し示しています。

 なんでも50年後には65歳以上の老年人口が4割、15〜65歳の生産 年齢人口、つまりサロンの利用客層ということですが、5000万人を割って、
今から半減するということです。

 これだけでも、生産に従事して消費をする人が減ってしまうわけですから、 さらに日本の活力は低下します。年金問題とあわせ、日本はどうなるのかと、
まさに暗澹(あんたん)たる気持ちになります。

 さて先日、埼玉県の越谷市や鳩ヶ谷市、草加市、戸田市などに大型 サロンを9店舗展開し、社員総数150名を擁する(株)ニューロードの塚原 淳子会長にお会いしました。

 塚原会長は驚くことに美容師免許を持っていません。現場で美容師とし て働けないのです。

 業界のキャリアパスの典型として、理美容師として現場で経験を積み、 指名客という財産と、それまで培った経験という財産で独立する、つまり 技術者オーナーがほぼすべてですが、塚原会長はまして女性です。やは り、トップとして君臨するには、「技術」は欠かせない最重要要素です。

 しかし、技術はできない、美容師の資格ももっていない、しかも女性です。 なぜスタッフのトップに君臨する「求心力」たり得ているのか・・・

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■編集長の■
週刊 ワン・トゥ・ワン・コラム
>第174号<
2012.1.5

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◆こういう時代だからこそビジョンを熱く語る◆

  皆様、お元気でいらっしゃいますか?

  遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。今回のメルマガが今年最初となります。

  皆様はどんな新年を迎えられましたか。

  私は、思うことの多い新年でした。東日本大震災で死者行方不明者の数が2万人弱に及び、福島第一原発の事故による影響はまだまだ予断を許さぬ状況です。放射能汚染は一体どこまで広がるのか、政府や東京電力の発表は、まさに戦時中の大本営発表に似て、まったく信用のおけるものではありません。

  だいたい、地震列島日本にかかわらず、世界第三位の原発基地をかかえ、しかもそのほとんどが、海側に位置しているという狂気の沙汰です。

  そして待ったを許さぬ消費税の税率アップがあります。国内産業は震災と円高に疲弊しているのにもかかわらず、増税をするのです。一般家庭にたとえれば、年収400万円の家庭が900万円の出費をする。不足する500万円は借金に頼るという、これまた狂気の家計=国家財政です。                        

 幕末期、上杉鷹山をしのぐ大改革をやってのけた山田方谷。方谷は今の金額に換算すると100億円にものぼる借財を抱えた備中松山藩の財政改革を遂行しました。まず自らを戒め、徹底的に無駄を省き、産業を興し、目標を定めて改革に邁進したのです。

  その結果、8年後には、備中松山藩は、ついに100億円の蓄財を持つ裕福な藩に変貌を遂げたのです。

  この山田方谷の理財論に「出ずるを制す」があります。まず、出費を抑える。藩主も藩士も率先して節約、そして給金に我慢したのです。

  しかし、今のこの国は、国会議員の数を減らさず、役人の数も減らさず、自分たちは既得権益にどっぷりと浸って国民にだけ増税の負担を強いる。

  まったく、ふざけた国です。

  この国はどうなってしまうのか・・・

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■編集長の■
週刊 ワン・トゥ・ワン・コラム
>第173号<
2011.11.12

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             ◆踏み誤ってはいけない、これからの進路◆

 皆様、お元気でいらっしゃいますか?

 長々の再登場でまことに申し訳ございません。
じつは、社員の離職に伴なうポジション替えを一気にやっておりましたので、超多忙につき時間が取れず、今日になってしまいました。謹んでお詫び申し上げます。

 先日、久しぶりの私の講演だったのですが、福岡のディーラーさんで(株)サトーさんに招かれて行なってきました。正確には福岡市のお隣り、飯塚市での講演となりました。

 考えてみますと、今年はメーカーさん(アリミノ)の招きで北海道(札幌)で講演をしたのを皮切りに、九州で終わるという、日本縦断講演行脚となった次第です

 ちょっとビックリしたことがありました。飯塚市内だけのサロンさんに呼びかけただけで、なんと75人ものオーナーさんが集まってくださったのです。同社は、飯塚市はもとより福岡、北九州、久留米と支社がおありなのですが、全支社に動員をかければ、恐らく200名を超える参加者が出たであろうと、同社の担当者が言われていました。

 同社の実力ももちろんあるでしょう。と同時に、危機感や不安感を覚えるサロンオーナーがそれだけ多いとも言えると思います。

 そのようなわけで、こちらもギアを入れ直して当日の講演に臨みました。

 想像通り、といいますか想像以上といいますか、みなさん真剣そのもの。わたしの拙い話を少しも聴き逃すまいと一生懸命メモを取り、食い入るように見つめておられました。

 なぜ今回の講演の話を長々としているのかといいますと、私が今、心の底からお話ししたいことがすべてつまった講演だったからです。

 つまり…

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■編集長の■
週刊 ワン・トゥ・ワン・コラム
>第172号<
2011.9.14

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              ◆10年後の幸せな未来を迎えるために◆

 皆様、お元気でいらっしゃいますか?

 当メルマガ、発信がだいぶ遅れましたことを深くお詫び申し上げます。社内体制の劇的な変化に忙殺され、なかなかメルマガを書く時間が捻出できず申し訳ありませんでした。

 ところで、話は一気に変わりますが、facebookに載せた私のコメントに対して、何度も反論をされたあるサロンオーナーの方がいらっしゃいました。

 最近の若者がサロン業界に対して、どうも真剣になれない、サラリーマン化しているのじゃないか、といった私の問題提起だったのですが、何度かのやりとりで、その方はだんだんエキサイトしてきました。

 そして「修業とは厳しいもの、こちらは教えてやっている身、先輩スタイリストのおこぼれで給料をもらっている、ついてこれないならさっさと辞めればいい」という寅さんじゃないけれど“それを言っちゃおしまいよ”的な発言をされたのです。

その方の発言に対して、facebookでは同意を示すには「いいね」というボタンを押すのですが、その「いいね 」ボタンを押した方がサロンの経営者で少なからずあったのです。

 これって、真剣に考えなければならないと思います。

 もちろん、私は…

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■編集長の■
週刊 ワン・トゥ・ワン・コラム
>第171号<
2011.7.29

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                                   ◆恩寵的試練ですゾ◆


皆様、お元気でいらっしゃいますか?

 梅雨がいつの間にか明けて夏本番! 猛暑つづきの毎日ですが、くれぐれも熱中症にはお気をつけください。適度の水分・栄養補給と十分な睡眠が欠かせませんね。ムリは禁物です。

 あのアルテが、先行する低料金モデル店「ICH・GO(イチゴ)」よりさらに低価格な、カット1200円のサロンを数年のうちに100店舗展開するらしいですね。

 そこで働く美容師さんはパートタイムでの採用を基本として、美容師免許を持っていても結婚や出産などでリタイアした30代後半〜40代を中心に人材を募るというわけです。

 大型サロンの低価格化はここまで進んでいて、いまさら目くじらをたてて、ああだ、こうだと非難めいたことは申し上げませんが、通常の料金を標榜する標準的なサロンは、その価格帯の根拠を問われるのは必然となります。

                         ●

いや、当店のカットは、じつはこれこれこうで、技術的にも大変な修業がなければできないんですよ……と言ってみたところで、それはサロン側の都合であって、お客様からしてみれば、「それがなんなの?」と。今時、1つの新サービス、1つの新商品を生み出すために、血の出るような苦労を強いられていない企業はどこにもありません。大変な修業と言ってみたところで、なんら、説得力はないのです。

 むしろ、同じ業界で、かたや1000円、1200円のカット料金なのに、どうしておたくはそんなに高いの? これが偽らざる顧客心理というものです。

 この問いに明確に答えることができなければいけません。業者都合の答えではなく、あくまでもお客様の立場に立った答えですよ。この問いに答えられなければ、低価格を生み出した大型サロンは真っ当な企業努力をしていると評価され、それができないサロンは企業努力をしていない、そういうレッテルさえ貼られかねません。まして今はデフレの次代ですから、なおさらです。

 いかがですか?

 顧客側に立った、明解な答えはただひとつ。

「○○様をより以上に美しくするための付加価値料金です」…

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